Q「三位一体」って何ですか?
A 父なる神さまと、子であるイエスさまと、聖霊はすべて一つの神さまの別の側面であるという考え方です。
神さまには、三つの「顔」があって、「父親である神さま」と、その「子どもであるイエスさま」と「聖霊」のそれぞれの側面がありますが、どれも同じ神さまを表しているというのが、「三位一体」の考え方です。
「聖霊」の項目で、説明しましたが、神さまを「太陽」と考えるならば、「三位一体」の考え方は、簡単に理解できます。
わたしたちは、太陽の存在を知っていますが、太陽までは遠く、わたしたちは手で触れることができません。しかし、太陽は光を発します。その光は、わたしたちのもとまでやって来て、わたしたちを照らしてくれます。そして太陽は熱をもわたしたちに届けてくれます。たとえ、日が暮れて光がなくなった夜でも、熱が残っているために、わたしたちは凍えずにすんでいるのです。
この太陽の存在が「父なる神さま」です。わたしたちは神さまを目で見ることも手で触れることもできません。しかしイエスさまが「光」として来てくださったことで、わたしたちは「神さまの存在」を知ることができます。そして、その「愛」が熱として伝わってくるのです。その「愛」を「聖霊の働き」と捉えているのです。