Q「アーメン」って何ですか?
A 「確かに」「その通りです」という意味の言葉です。
わたしたちは、お祈りの最後に「アーメン」と唱えます。このアーメンとは、そもそもどういう意味なのでしょうか?
「アーメン」とは、もともとは旧約聖書で用いられていたヘブライ語の言葉で、「確かに」「その通りです」という意味で使われてきました。
新約聖書でも用いられており、相手の言葉に同意する時や、「よくわかるよ」と受け入れる(受容する)時に使いました。
また、「まことに」「はっきりと」と、意味を強める時にも用いられました。だから、日常の会話で「アーメン」という言葉を使っても、ちっとも不思議ではありません。
しかし、最も「アーメン」が用いられるのは、「お祈り」の時でしょう。「お祈り」を結ぶ時(終わる時)に、「アーメン」と唱えてお祈りを終わります。
一人の人がお祈りして「アーメン」というと、みんなが「アーメン」と声を合わせますね。それは、「わたしたちも確かに、同じ思いで祈りました」という意味で唱えているのです。