Q「使徒信条」って何ですか?

A わたしたちが信じている「内容」を言葉にしたものです。

 イエスさまを信じている、といいながらその「内容」はといわれると、人それぞれ信じ方が違っています。でもそうなると、いろいろな種類のキリスト教ができあがってしまって、どこからがキリスト教で、どこからがそうでないのかが分からなくなってしまいます。
 そこで、教会は「これならば必要最低限、同じ信仰をもつことができるよね」と、みんなが信じている「内容」を言葉にしました。それが「使徒信条」です。
 「使徒信条」は 2 世紀後半、もしくは 4 世紀に作られたといわれていますが、もともとはイエスさまの 12 人のお弟子さん→「使徒」にさかのぼれるという言い伝えがあって、「使徒信条」と呼ばれてきました。
 「使徒信条」の内容は、「わたしは神さまを信じます」「わたしはイエスさまを信じます」「わたしは聖霊を信じます」という大きな三つの柱からなっています。
 その神さまとはどんな方で、イエスさまはどのような方で、聖霊とはどんな働きをするのかが書かれています。
 『こどもさんびか(改訂版)』の P.193 には正式に認められた教会教育用の口語訳がのっています。ぜひお読みください。よりわかりやすく理解できることでしょう。