Q 「聖書」はどうやってつくられたのですか?(誰が書いたのですか?)
A 人間を通して、神さまの言葉が書かれたものが「聖書」です。
聖書は旧約聖書、新約聖書あわせて 66 冊の書物からなります。それぞれ成り立ちが違っています。
あるものは、神さまの言葉を聞いた人々が語った言葉が
「聖書」となりました。それは旧約聖書の「預言書」として収められています。
また、イエスさまや神さまの愛にふれて、その大きさや素晴らしさを感じた人々が書いた言葉も「聖書」となりました。旧約聖書の歴史語、新約聖書のイエスさまや教会の物語(福音書、使徒言行録)がそれにあたります。
イエスさまの素晴らしさを伝えたくて、たくさん書いた「手紙」も聖書になりました。新約聖書に多くの「手紙」が残されています。
神さまを賛美したり、お祈りした言葉が「詩編」などに残されています。
このように成り立ちやスタイルはそれぞれ違っていますが、その時代の人々を通して神さまが語りかけてくださった言葉、それが聖書なのです。